ベートーヴェン5番の4楽章の冒頭
中学校音楽の教科書的な「ベートーヴェンの交響曲第5番ハ短調 作品67」
より
楽譜による解説で、6、7小節に「運命の動機」が聴けると書かれてあるが、それはこじつけ以外の何物でもない。
運命のダダダダーンの素材(動機、最近この言葉のほうが好きなのでw)の事だが、確かにここだけ見ると何を言ってるのかわからないが、この楽章の第2主題で
となって、こちらは明らかに1楽章の素材を意識したものになっているハズなのでおそらくこじつけではない(2主題から逆に変奏してだいぶ元から離れた?)と思います。
こういうヤツの、作曲者以外のこじつけor作曲者の意識/無意識下というのに色々論争はあると思うのですが、重要なのはその目的の統一/対比感を出すためにプラスに作用しているのかどうかという事ですね。
コンテンツの選択に
・対象の理解度に応じたわかりやすさ ・選択した人のプライド ・下半身的な事情
あたりが強くなってくると地獄ですね。 音楽は明らかな「良質」を言語化して定義することは難しいが、一定以上の経験者にはある程度できて、音楽に限らず、良質なコンテンツは、力量に応じた専門家のウエイト、熱心な(特にIQが高い層)消費者のウエイト、ポップなヤツばかり消費してる層のウエイトを適切に調整する必要があって(何のために?w)、平等主義が過剰だと最後のヤツのウエイトがやたら高くなり、それが現状だと思います。
ベートーヴェン交響曲9番、4楽章より
またもや某所で上げた分析の転載。
この楽章の主調はDmajorで、長くてあまり好きじゃなかった(最初のポリフォニックな弦の主題以外)。 規模も長さもどう見てもデカすぎだし、音速はあまり早くないので、オケに合唱まで入ると物理的に広がりすぎて誰がどうやろうと、音楽の質は下がる。迫力は出るけど、この流れで一番才能を無駄にしてしまった作曲家がマーラーなのかなとか思ったり。後々謝罪するかもしれないですけど・・・。
6拍子に変わってB♭での合唱の後、弦での3連符の歓喜細胞の展開がものすごく好きで、再び主調Dでの合唱が入る前の休憩所。 Dへの3度転調を意識したhで、主題のレミファ、が重要なモチーフ(aと書く)で、h(短3度下)でソプラノが半音上昇しつつⅤで半終止、賢者モード、aとともに+Ⅰに着地,aをマイナー化した-Ⅰで対比、「同じもの」を明暗で対比して聞かせる手筋はbeethovenが大好きみたいで、私もよく使います。 +Ⅰの所では低音の響きからⅠ楽章の冒頭を想起するのは考え過ぎですかね。
そして、マイナー化したbmを主調DのⅥと読み替えてⅠの2転、バスで経過的に一瞬導音を出すくらいで(Ⅴ→Ⅰ感を弱めて)、合唱でのテーマに入る。
ここ数ヶ月ソナタを作曲していて、やたらベートーヴェンと対話していてその流れでコレもちょくちょく見ていたので書いてみました。
市川市付近でレッスンをやっています。 https://sites.google.com/view/biones/%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B9%E3%83%B3
mozartと音のモチーフ
羽毛布団
実家から持ってきたヤツを3月ごろに穴が空いたまま洗濯してしまって、必要な時期になったので調査。
日本には、西川マザーグース教団というのがあるっぽくて、下は1万、上は100万くらいまで幅がある。 実店舗に行って20と10万のものを触って比較したが、わからず、店主もわからないと言っていた。※かけてはいない。
羽毛が優れているのは「温かい」事で、それ以外の評価基準になるモノを探したが、レビューを見ても、ふとん屋の人の記事なんかを見ても出てこない。「快適」な温度、湿度に保つ性能なんかもそうだけど、それについてのコメントも異常に少ない。
温かいです♪ もう、幸せです♪
こんなのばかりw
羽毛布団が温かい理由は、空気の熱伝導率が低い(熱抵抗が高い)く、それを溜め込む事ができるからで
に理由と温度差の式が書いてあります。
gooseとduckの比較は
より (横軸は詰めた量、縦軸は熱抵抗(TOGと同じ))
みたいな感じで、一般的な意見と大分違って 大して差がなくて有意でもなく(下に書いてある)、fill power(DP)と熱抵抗の比較はなかったが、 gooseのメリットは大してないと思われる。 ちなみに浮力による「軽さ」も、440dp VS 400dpで20g/1m2程度なので、軽いのは高い商品を使っている人の心なのかもしれない。
劣化度合いとか他にも気になる項目はあるけど、消費者の頭のレベルと鴨(DUCK)にしやすい環境が整いすぎているので、 やはり教団の陰謀というのが今のところの感想。
Apple製品の寿命
ワイヤレスキーボードが壊れた。 2013年のモデルの付属なので4年弱。 前回は同じく2013年に壊れて買い換えたKBで(amazonで同じものが倍弱になっていた!)、1年くらい前に完璧に使えないキーが出てきた。 最初が2010年なので、全て3年程度ということになる。 ちなみに、代理品も少なく、ロジクールのやつを買ってしのぐことに。
そのほか、iPad Air2のマイク(1年)、2010年iMacのHDD(3年)。
明らかにピンピンしている部品がある状態で捨てるのは辛いし、修理代も高い。 情報弱者向けの税金的なものもかってるだろうし、徐々に脱Appleしていきたいと思う。
音楽系のソフトがlinuxで使えれば話は簡単なのだけど・・・。