ベートーヴェン5番の4楽章の冒頭

中学校音楽の教科書的な「ベートーヴェンの交響曲第5番ハ短調 作品67」

より

楽譜による解説で、6、7小節に「運命の動機」が聴けると書かれてあるが、それはこじつけ以外の何物でもない。

運命のダダダダーンの素材(動機、最近この言葉のほうが好きなのでw)の事だが、確かにここだけ見ると何を言ってるのかわからないが、この楽章の第2主題で

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となって、こちらは明らかに1楽章の素材を意識したものになっているハズなのでおそらくこじつけではない(2主題から逆に変奏してだいぶ元から離れた?)と思います。

こういうヤツの、作曲者以外のこじつけor作曲者の意識/無意識下というのに色々論争はあると思うのですが、重要なのはその目的の統一/対比感を出すためにプラスに作用しているのかどうかという事ですね。