弦楽四重奏形式の1楽章

完成しました。今は2楽章を書いています。

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第1主題はロシアっぽさを感じるでしょうか?切れ目のⅠ−Ⅴ基本形の往復とか、主題ですぐにdurにいったり、ロシアっぽいという事で多少連続5度に陥凹だったりしています。

第2主題に行くところで、フーガによる推移をやっていますが、チャイコフスキーのsixtetの-1楽章(pythonの配列風の表現でmaxlenがわからなくても使える)で初めて聞いて、是非使ってみたかったのです。

2主題の終わりのミーファミレミファ(32部音符を含むくどい素材)の展開を落ち着かせるために、同じ箇所で1ヶ月止まったりして苦難でしたが、スケールを使うげる事で切り抜けました。ソナチネとかの終わりの方にやたらスケールが出てくるアレです。師によるとスケールはどこにでもあって主張がないので、便利らしいです。

アドリブっぽい→中身が薄い→音楽の流れを止める テーマや素材を展開する→音楽が進む

んですかね。 整理の技法?ではないですが、素材から延長した順次進行とスケールも微妙に関連していますが、こういう技はもっと研究しないとダメですね。

展開部はほとんどコピペでいいのか?とおもうけど、結果的に割と良いです。最後に2つの主題が組み合わさったのは偶然です。 そして、展開部の最後がそれほど盛り上がらないのを、1主題を延長する事で多少補っています(補えてるか?)。これで、e-minorの調をより踏みしめている事になったりするんですかね?

再現部の2主題は、昔書いた

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の連弾ソナタではキーが下がったのが微妙に引っかかっていたのですが、今回は下がってもしっくり来てました。 特にテーマ中ドーレドシドシラの転調する所が理由はわからないけどハマる。

上のyoutubeからのリンクに楽譜がありますので、是非演奏してみてください。

市川市にある飯島音楽教室ではレッスン生を募集しています(Skypeレッスンもあり)

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