ペンホルダーは不利か?
1年位前から卓球を再開して、中学校の頃片面ペンだったが中ペンかシェークか悩んだ挙げ句中ペンを続けています。 裏面ドライブはシェークより勝手に回外位度が高くなるかもしれないくらいなので問題無い気がするが、角度を固定するのが(シェークより)難しいと感じているので、ITTFのランキングをスクレイピングして調査してみました。 CSV exportはあったがgripの変数が無いので苦肉の策。
単純にランクの平均や中央値をみただけで70位弱は高いが、やたら少ない(3%弱)ペン持ち。 すべて(1270人くらい)取得して、交絡をcountryと独断で考え(ageもあるかもしれないが)単純に重回帰してgripの効果を見ると、順位の差は
coefs"gripPenhold"-coefs"gripShakehand" [1] -64.9693
と、ペンだとshakeより65位程度有利になるらしい。ちなみに、pointsがイロ・レーティングだったらそっちを目的変数にしたほうが良さそうだけど、解釈が面倒そうなのでとりあえず保留。左利きみたいな小数とかと似たような事情なのか、どーなんですかね。 個人的には上のレベルほどペンの不利が取り除かれる気もするし、中級者くらいまではシェークのほうが良い気がします。
ちなみに、回帰係数1位の要因は
CountryPAPUA NEW GUINEA -475.7099 gripPenhold -332.0212 CountryNETHERLANDS -330.9913 CountrySENEGAL -296.3922 CountryGERMANY -289.5486 CountryTAHITI -275.2361 gripShakehand -267.0519 CountryBENIN -261.5251 CountryANGOLA -251.4910 CountryHONG KONG -190.4800
パプアニューギニアらしいです。気になってみたら選手は1人で、香港より300位も高いのはたまたま強い1人だったのかなとw
久々にRと戯れて面白かったので、気が向いたら他の分析もやってみます。 回転数とabs(速度)が測定できると打法の様々な「コツ」の効果を検証したりできるんですけど、やってる人がいても表には出ていなさそうです。
データ解析の依頼は
から。