atcoderなどのパフォーマンスと問題の点数を事前に「決める」という事

atcoderのビギナーコンテストはちょっと前までは A:100 B:200 C:300 D:400 E:500 という風になっている。学校のテストなどでは予め点数を決めていくのが当たり前という感覚。 最近は350点など端数のものも出てきた。

一方、atcoderproblemsというものがあり

https://kenkoooo.com/atcoder/#/table/ これは、問題自体もレートがあり、解くことを対戦とみなして、問題のレーティングを計算する。 想定していた問題の難易度(点数)と、実際の難易度が逆転する事もあり、あまりに乖離しているとブーイングされたりする。

商品やサービスの価格なども「事前に決める」が、価値というのは変わるのが当たり前という事が忘れられている。 「決める」行為には利権がつきまとうので、世の中全般、動的にパラメーターを変化させていく事の障害となっている。また、動的に価格などを変化させるのには、データを処理する技術と、評価をする数理力が必要。

文系的な「決める」世界からデータサイエンス的な動的に変わる世界に変わっていくのは必須。